大谷翔平 ダルビッシュの多彩な攻めに3打数無安打、チームも投手陣が6被弾で10失点 1勝1敗で敵地へ

■MLB 地区シリーズ第2戦 ドジャース 2ー10 パドレス(日本時間7日、ドジャー・スタジアム)

ドジャース・大谷翔平(30)が地区シリーズの第2戦、「1番・DH」で出場し、4打数無安打2三振。ダルビッシュ有(38)との対戦は3打席全て違う攻めでノーヒットに抑えられた。チームも投手陣が6被弾10失点と完敗、1勝1敗となった。

第1戦を大逆転で制したドジャース、ポストシーズン初ゲームで豪快アーチを放った大谷は試合後「すごい興奮、熱気でただただ楽しい」と話していた。

5試合で3勝先勝の地区シリーズ、第2戦、パドレスの先発はダルビッシュ有(38)、レギュラーシーズンでは5打数1安打2三振、0対1と1点を追う1回の第1打席、マウンドのダルビッシュに挨拶し、打席に入った。

1球目は内角高めにカットボール、2球目はカーブで2ボールになると、3球目はスイーパーで空振り、4球目はストレート、全て違う球種でカウント2-2と追い込まれた。様々な球種で的を絞りづらいダルビッシュ、5球目はまたも違う球種もスライダー、大谷のバットは空を切り、空振り三振に倒れた。

ドジャース先発のJ.フラハティ(29)は2回、2死三塁で8番・D.ペラルタ(37)にバックスクリーンへ2ランを浴びて、3対0とリードを広げられた。

1対3と2点を追う3回、1死走者なしで大谷の第2打席、1打席目は全て違う球種で抑えられたがこの打席は1球目、2球目とスプリット、カウント2-1とすると、4球目もスプリットでタイミングを外されてファーストゴロ。この打席は縦の変化を上手く使われて抑えられた。

1対4と3点差となった6回、先頭打者でダルビッシュと3度目の対戦、2打席目はストライクゾーンの高低打ち取られた。3打席目の1球目は118キロのカーブ、今度は緩急で迫られるとフルカウントからの6球目、117キロのカーブでボテボテのピッチャーゴロ、ダルビッシュの完璧な配球で3打席ノーヒットとなった。

1対6とリードされた8回の第4打席、パドレス2人目、左腕のT.スコット(30)。徹底して高めのストレートで攻められて、最後も外角高め156キロのストレートで空振り三振に倒れた。

大谷は4打数無安打2三振、チームも投手陣が6被弾と10失点、1勝1敗で敵地サンディエゴへ乗り込むこととなった。

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