引退した梶谷隆幸が大活躍の24年オープニングマッチに笑顔!「もう背負うものはないなと。もうやるだけやろうっていう感覚でしたね」


◆ 「本当に無我夢中に走って捕ったっていうだけなんです」

 今季限りでユニフォームを脱ぐ決断をした梶谷隆幸が、25日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演。18年間の現役生活を振り返った。

 番組では今年の開幕戦、3年ぶりのスタメンでの大活躍にフォーカスした。緊張感よりも「僕はもう嬉しい。初めて開幕戦でそういう気持ちになりましたね。いろんな思いを経て、しかもちょっと特殊な感じで開幕スタメンだったので、 もう背負うものはないなと。もうやるだけやろうっていう感覚でしたね」と開幕直前で新外国人が対談する特殊事情もあり、リラックスした心境でゲームに入ったと明かした。

 そして迎えた3回表一死一・二塁の先制のピンチの場面、阪神の森下翔太の放った右中間の打球を、ライトを守っていた梶谷はダイビングキャッチ。そのまま中継に送球し、飛び出したファーストランナーは帰塁できずにアウトとなった。このスーパープレーに「いやもう本当に無我夢中に走って捕ったっていうだけなんですけど」としながらも「2日前にスタメンで行くっていうのを言われて、阿部(慎之助)監督の期待に応えられたっていうのが嬉しかったですね」と告白。

 またバットでも1点先制後、ツーアウトランナー2塁でライトスタンドへ飛び込むホームランを放ち「結構僕はインサイド苦手なんですけど、攻められているっていうのももう何年かはあったので。 この打席も何球もインサイド来てたんで、青柳選手と対戦も何回もあったので、ここは待ってましたね」と読みも冴えたと満足げ。節目で飛び出すホームランに、解説の坂口智隆氏も「またホームランですから。やっぱりチームも盛り上がりますし。そういう星の下にいるんでしょうね」と羨望の眼差しを送っていた。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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