侍ジャパン、決勝で敗れ連覇ならず…井端監督「選手はよくやってくれました。私の責任」


ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12
● 侍ジャパン 0 - 4 台湾 ○
<11月24日 東京ドーム>

 野球日本代表・侍ジャパンは24日、『ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12』の決勝戦で台湾代表に完封負け。2019年の第2回大会に続く連覇とはならず、国際大会の連勝は「27」で止まった。

 先発の戸郷(巨人)は4回まで無失点。しかし0-0のまま迎えた5回、先頭の8番リン・ジャーチェンに先制の右越えソロを浴びると、一死から安打と四球で走者を溜め、3番のチェン・ジェシェンに右越え3ランを浴び5回7安打4失点で降板した。

 打線は台湾の先発左腕リン・ユーミンの前に4回まで無得点。5回以降は元オリックスのジャン・イー(NPB時代の登録名は張 奕)、元ロッテのチェン・グァンユウの“元NPBリレー”に封じられるなど、最後まで得点を奪えなかった。

 今大会はオープニングラウンドから無傷の8連勝で決勝進出を果たしたものの、3度目の対戦となった台湾に痛恨の敗戦。2019年のプレミア12のスーパーラウンド第3戦・メキシコ戦から続いていた国際大会の連勝は「27」で止まった。

 試合後、井端監督は「選手はよくやってくれましたし、大会を通じて技術も上がったと思います。精神的にも肉体的にも強くなったので、来シーズン以降を楽しみにしたいです。負けたのはすべて私の責任だと思っています」と落胆の表情。

 最後は完封での敗戦。「出てくるピッチャーは力がありましたし、どのピッチャーも素晴らしかったので、なかなか打つことができなかった。打線も力強くて素晴らしいチームだったと思います」と、優勝した台湾代表を称えた。

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