侍ジャパン・清水が圧巻の火消し 先発・早川が無死満塁で降板も大ピンチを無失点で切り抜ける快投!


◆ 先発・早川は押し出し含む7四球の乱調…

 野球日本代表・侍ジャパンの清水達也投手(中日=25)が23日、『ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12』のスーパーラウンド第3戦・台湾戦(東京ドーム)に救援登板。無死満塁の大ピンチを無失点で切り抜ける圧巻の火消しを披露した。

 先発の早川(楽天)は4回まで1失点。しかし4-1と3点リードで迎えた5回、先頭からの連続四球で無死一、二塁のピンチを招くと、2番のリン・リーに中前適時打を浴び2点目を失った。

 さらに、続くツォン・ソンエンには再び四球を与え無死満塁とし、4番のジリジラオ・ゴングァンにも押し出し四球を与え3失点目。この試合7つ目の四球を与えたところで井端監督は主審に投手交代を告げた。

 1点差に迫られ、なおも無死満塁の大ピンチで清水が登板。右腕は5番のパン・ジェカイを投ゴロに仕留めると、これが1-2-3と渡る併殺となった。なおも二死二、三塁のピンチだったが、6番のジャン・クンユーを空振り三振に仕留め圧巻の無失点リリーフ。1点リードを保ち、場内には大きな「清水コール」が響き渡った。

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