アレックス・ロドリゲス氏、昔と今で日本人選手に対するイメージは「“ゴジラ”松井秀喜とチームメイトだったし…」


 現役時代マリナーズレンジャーズ、ヤンキースでプレーし通算696本塁打の“A.ロッド”ことアレックス・ロドリゲス氏が来日し、16日にトークショーを行った。

 ドジャースの大谷翔平はエンゼルスでプレーした昨季44本のアーチを描き、自身初の本塁打王に輝いたが、ドジャースに移籍した今季は前年を10本上回る54本塁打を放ち、2年連続の本塁打王を獲得。振り返れば、“長距離砲”と呼ばれた日本人選手が数多くメジャーリーグに挑戦してきたが、21年に大谷がシーズン46本塁打を放つまで、シーズン最多本塁打記録は松井秀喜氏がヤンキース時代の31本だった。

 ロドリゲス氏は、ヤンキース時代に松井氏とプレーしたが、日本の野球や日本人選手に対してのイメージは昔と今でどのように変化したと見ているのだろうかーー。

 「僕は"ゴジラ"松井秀喜とチームメイトだったし、その偉大なパワーを肌で感じていたからそれは変わらないよ。日本人選手について私が驚くことは何もない。彼らは世界の中でも素晴らしい文化で育ち、規律もあってパワーやスピードも兼ね備えている。これから日本人選手がどこまで行くかわからないけど、全く驚きはないよ」。

 大谷翔平は今季3度目のMVP獲得の可能性が高い。そのことについてロドリゲス氏は「もう3度目、4度目、5度目と獲得してもおかしくないね」と笑顔で話した。

(取材=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗

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