侍ジャパン・井上温大、6回途中5安打2失点 初戦先発の大役に応える好投


◆ 今季巨人で8勝を挙げた期待の5年目左腕

 野球日本代表・侍ジャパンの井上温大投手(巨人=23)が13日、『ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12』の初戦となる豪州戦(バンテリンD)に先発登板。6回5安打2失点の好投を見せチームを勢いづけた。

 今シーズン巨人で8勝を挙げ、大事な初戦のマウンドを託された左腕。初回は先頭のバザーナに中前打と二盗を許し無死二塁のピンチを招いたが、2番・ホワイトフィールドを空振り三振に仕留めるなど後続をピシャリと封じた。

 2回と3回はいずれもテンポ良く3者凡退。4回は先頭のホワイトフィールドに絶妙なバント安打を許したが、後続を連続三振に仕留めたあと、ホワイトフィールドを巧みな牽制で誘い出し走塁死に仕留めた。

 5回は危なげなくゼロを刻み、5点リードの6回もマウンドに上がったが、先頭の9番・ボヤルスキーに中越えソロを浴び初失点。続くバザーナには右前打を許し、ここで井端監督がマウンドを訪れ降板となった。

 2番手の横山(ロッテ)が4番・ウィングローブに中越え2ランを浴び、井上は5回0/3で74球、5安打2失点、8奪三振無四球の登板結果。6回に失点したものの、初戦先発の期待に応える好投を見せた。

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