崖っぷちのソフトバンクが30イニングぶりの得点 柳田がバックスクリーン直撃の追撃2ラン!


◆ 日本Sワースト新記録の29イニング連続無得点…

 ソフトバンクの柳田悠岐(36)が3日、SMBC日本シリーズ第6戦(横浜)に「3番・右翼」で先発出場。4回の第2打席にチームの不名誉記録を止めるバックスクリーン直撃の2ランを放った。

 今シリーズ2勝3敗と崖っぷちに追い込まれているソフトバンクは、先発の有原が3回4失点で降板。打線は相手先発・大貫に3回まで無得点に封じられていたが、4点を追う4回は先頭の2番・今宮が左前打で出塁したあと、続く柳田がバックスクリーン直撃の追撃2ランを放った。

 ソフトバンクは敵地での第1戦、続く第2戦を制し今シリーズ連勝スタートを切ったものの、本拠地では第4戦と第5戦をいずれも完封負けで落とすなど痛恨の3連敗。この日の第6戦も3回まで無得点に封じられ、26イニング連続無得点だった1958年の巨人を抜き、日本シリーズワースト記録の29イニング連続無得点と打線が沈黙していた。

 これが第3戦の初回に1点を奪って以来、実に日本シリーズ30イニングぶりの得点。柳田の一発が逆転劇の口火となるか注目される。

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