ソフトバンク・有原、3回4失点で降板…大矢氏「こんな失点をするピッチャーじゃない」


 3日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 日本シリーズ2024 DeNA-ソフトバンク 第6戦』で解説を務めた大矢明彦氏が、ソフトバンク先発・有原航平について言及した。

 横浜スタジアムで先発した第2戦、7回無失点で勝利投手となった有原はこの日、初回無失点に抑えたが、走者を背負う苦しい立ち上がり。大矢氏は「思うところにストレートがコントロールできていないですよね。低くくは来ているんだけど、低すぎてバッターが見逃すことができますよね」と指摘。

 続く2回、筒香嘉智に投じたチェンジアップをバックスクリーンに放り込まれると、桑原将志に2点適時打を浴びた。さらに0-3の3回二死満塁から森敬斗に押し出し四球で4失点目。大矢氏は「こんな失点をするピッチャーじゃない。最後高かったですね」と話した。

 結局、有原は3回・61球、6被安打、4奪三振、3四死球、4失点で降板。大矢氏は「筒香のホームランというのはすごく大きかった。初回からストレート系統のコントロールが思うように投げられなかったというのが、少し尾を引いたというのかな。組み立てがなかなかうまくいかなかったというのはあると思います」と振り返った。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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