巨人、崖っぷちで踏みとどまり2勝3敗 岸田のVスクイズで坂本ヘッスラ生還

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CSファイナルステージ第4戦
○ 巨人 4 - 1 DeNA ●
<10月19日 東京ドーム>

 巨人はファイナルステージ初勝利。優勝アドバンテージを含めた対戦成績を2勝3敗とし、4年ぶりの日本シリーズ進出へ望みをつないだ。

 巨人は先発の井上が5回まで完全投球を披露。しかし1点リードで迎えた6回、一死から8番・戸柱に2ボール後の真ん中ストレートを完璧に狙い打たれ、これが右翼席に飛び込む同点ソロとなった。

 井上はその裏に巡ってきた打順で代打を送られ交代。大一番で6回65球、1安打1失点、6奪三振無四球の快投を見せたが、CS初白星の権利は得られなかった。

 打線は1-1の同点で迎えた7回、一死から6番・坂本、7番・中山の連打で一、三塁の好機を作ると、8番・岸田が初球にセーフティースクイズを決め三走・坂本がヘッドスライディングで勝ち越しの生還(犠打野選)。なおもも一死一、二塁で代走の二走・増田大と一走・岸田がダブルスチールを決めたあと、代打・長野の一ゴロが一塁・オースティンの本塁悪送球を誘い、増田大に続き岸田も生還し4-1とリードを広げた。

 救援陣は7回から小刻みな継投で無失点リレー。3点リードの9回は守護神・大勢が一死一、二塁のピンチを無失点で締め、ファイナルステージ初白星をマークした。

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