パCSのMVPはソフトバンク・山川穂高 3試合で打率.500、3本塁打、6打点


CSファイナルステージ第3戦
○ ソフトバンク 3 - 2 日本ハム ●
<10月18日 みずほPayPay>

 ソフトバンクはファイナルステージを3連勝で突破。優勝アドバンテージを含めた対戦成績を4勝0敗とし、4年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。試合後にはCSの最優秀選手(MVP)が発表され、山川穂高内野手(32)が選ばれた。

 ソフトバンク打線は初回、第2戦で2安打含む4出塁の1番・ダウンズが中前打で出塁。そのあと二死一塁となったが、4番・山川が右中間を破る適時二塁打を放ち先制点を奪った。なおも二死二塁で5番・近藤も右翼へのエンタイトル適時二塁打で続き2点目。頼りになる中軸がこの試合でも勝負強さを発揮した。

 同点に追いつかれたあとの4回は敵失絡みで二死一、三塁とし、9番・周東の左前適時打で再びリード。日本ハム先発・山﨑福也を3回2/3でKOした。

 先発のスチュワート・ジュニアは3回に2点を失うも、5回4安打2失点と粘りゲームメイク。6回以降は尾形、杉山、ヘルナンデス、オスナが1イニングずつゼロを刻み、逃げ切り勝ちで日本シリーズ進出を決めた。

 試合後には表彰式が行われ、3試合で打率.500(12打数6安打)、3本塁打、6打点と大暴れした山川がMVPを受賞。優勝監督インタビューでは小久保監督から「ファイナルステージは4番・山川がどっしりと打線を引っ張ってくれた」と活躍を称えられた。

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