ファイナルS決定も中継ぎ陣に不安…失点の救援2投手に大矢氏「使うには厳しいなというコントロール、球のキレなんでね…」とバッサリ


 DeNAが阪神に大勝。一気の連勝で、東京ドームでのファイナルステージへ駒を進めた。

 DeNA先発のアンドレ・ジャクソンは初回、森下翔太にホームランを浴び1点を先制されるも、2回には阪神先発の髙橋遥人から戸柱恭孝が走者一掃のタイムリー二塁打と牧秀悟のタイムリーで一気に逆転。7回にはマイク・フォードと佐野恵太のホームラン攻勢で6点を追加し、試合を決めた。

 ファイナルステージ進出を決めたDeNAだが、大量リードで投入し共に失点したJ.Bウェンデルケンと上茶谷大河に対し、13日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説として出演した大矢明彦氏は「やっぱりどうしても投手陣が弱いですよね。先発もちょっと足りないし、中継ぎ以降も厚みを増さなきゃいけない中で、今日はウェンデルケンと上茶谷を点差もあったので最後投げさせてみたんだけど、両方ともちょっと使うには厳しいなというコントロール、球のキレなんでね。ちょっと厳しいかなという気がしました」とバッサリ。続けて「打たれても、結構このボールいいなっていうのがあればよかったんだけど、どのボールも全部もう1つだなっていう感じがあったんでね」と切り捨てた。

 先発ではエースの東克樹、中継ぎでは後半結果を残したローワン・ウィックが離脱しているDeNA。ファイナルステージまでに投手陣のテコ入れが急務となる。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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