広島、9月に20敗と大失速の理由に…高木豊氏「9月に入ってデーゲームになった。日程に関して考えた方が良い」と残暑対策を要求
ヤクルト、中日以外は順位も確定し、ポストシーズンへと向かっているNPB。5日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』ではセ・リーグ4位で今季の全日程を終えた広島をクローズアップした。
9月1日を貯金14で迎えるも、最終的には68勝70敗5分けの借金2とシーズン終盤にまさかの大失速。試合後には最終戦セレモニーで新井監督は「ラストスパートの9月、このような形になってしまったのは、ひとえに監督である私の力不足と痛感しています」と振り返った。
番組に出演した高木豊氏は、今季の広島攻撃陣について「最初は柔軟性があって、例えば4番でもバントをやったりと。4番なんて決めなくてもいい、4番目でバントも平気でやるという感じでしたけど、苦しくなってきたらその柔軟性が邪魔になりましたね。やっぱり芯が欲しい。クリンナップだけは作り上げておかないと、最後の最後まで誰が何をやるのかという役割が分からなかったですね。だからそこら辺が惜しかったなと思います」とコメント。
続けて「あと広島は日程を変えないといけませんよね。9月に入ってデーゲームになったんですけど、まだ残暑が厳しくて…そこで熱中症になりながら戦ってたということもありましたので。来年は日程に関しても、考えた方が良いのかなと思いますね」と選手のコンディションを考慮した開始時間の設定も大事だと話した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
10/06 08:00
ベースボールキング