ブリュワーズ、まさかの逃げ切り失敗でポストシーズン5季連続の初戦敗退 残り二死から守護神ウィリアムズが逆転被弾
MILWAUKEE, WISCONSIN - OCTOBER 03: Manager Pat Murphy of the Milwaukee Brewers relieves Devin Williams #38 in the ninth inning against the New York Mets during Game Three of the Wild Card Series at American Family Field on October 03, 2024 in Milwaukee, Wisconsin. (Photo by Patrick McDermott/Getty Images)
● ブリュワーズ 2-4 メッツ ○
<現地時間10月3日 アメリカンファミリー・フィールド>
ミルウォーキー・ブリュワーズがワイルドカード3番手メッツとのワイルドカードシリーズ第3戦で逆転負け。2年続けて本拠地でのワイルドカードシリーズ敗退が決まった。
ブリュワーズは今季9勝のルーキー右腕トビアス・マイヤーズが三塁を踏ませないピッチングで5回2安打、無四球5奪三振、無失点の快投。メッツ先発、今季13年目のベテラン左腕キンタナと一歩も譲らぬ投手戦を演じ、両軍スコアレスで6回を終了した。
左腕キンタナに抑え込まれた打線は7回裏、2番手右腕ブットの代わり端を攻略。先頭の代打ジェイク・バウアーズが右翼スタンドへ先制ソロ本塁打を運んで均衡を破ると、続く7番サル・フレリックは初球を振り抜いて再び右翼スタンドへ。2者連続本塁打で2点を勝ち越した。
ブリュワーズは8回表、第1戦で先発したエース右腕フレディ・ペラルタを投入し三者凡退。満を持して最終回に守護神デビン・ウィリアムズを起用するも、これが誤算となった。一死一、三塁とピンチを背負うと、4番アロンソに決勝の逆転3ランを被弾。今季22登板で防御率1.25、被本塁打わずか1本だった絶対的守護神がまさかの救援失敗を喫した。
直近7年で6度目のポストシーズンを戦ったブリュワーズだが、2018年のチャンピオンシップシリーズ進出を最後に、以降5度のポストシーズンで全て初戦敗退。今季はレギュラーシーズンで5勝1敗と得意にしていたメッツに敗れ、シーズン終了となった。
10/04 11:33
ベースボールキング