巨人・ケラー「状態は良いし、良い投球ができる準備は出来ているよ」ブルペンの重要なピース


 巨人のカイル・ケラーは、リーグ優勝を目指すチームにおいて守護神・大勢に繋ぐセットアッパー、ビハインドゲームでの登板などさまざまな役割で貢献している。

 今季から巨人に加入したケラーは、23日の古巣・阪神戦、0-0の6回に先発・グリフィンの後を受けて、「何でも出来る準備をしていたので、抑えた時はとても気分が良かった。 回跨ぎは初めてだったけど、いい感じだったよ」と2回を投げ無失点に抑える好リリーフ。7回に坂本勇人が適時打を放ち、移籍後初勝利を手にした。

 ケラーは阪神でプレーした昨季、が8月途中に家庭の事情で帰国。優勝やポストシーズン、日本シリーズは経験できなかった。

 「重要な試合で投げるのは本当に楽しい。これからポストシーズンやビッグゲームが控えているから、試合をするのが楽しみだよ。ここからは更なるラストスパートだね」。

 巨人は27日に東京ドームで中日と対戦したが、28日は広島に移動して敵地・マツダスタジアムで広島との対戦が待っている。「広島は東京から新幹線で4時間かかるし長い旅路だよね。ロングトリップだよ」と笑顔を見せた。

 「ベストを尽くしたいと思っている。 状態は良いし、良い投球ができる準備は出来ているよ」。今夜もチームの勝利のため腕を振る。

(取材=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗

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