また3回持たずKO…不調の山﨑伊織に谷沢健一氏「見るたびに悪くなってきますね」とバッサリ


 巨人がDeNAに完勝。昨夜の借りを返し、優勝マジックを3に減らした。

 昨日1点も奪えなかった巨人打線だが、この日は相手のミスやラッキーなヒットもありながら、初回と2回ともに3点ずつ、計6点の大量得点を奪取。その後も攻撃の手を緩めず、18安打12得点と打力でDeNAを圧倒した。

 快勝した巨人だが、1軍に昇格し先発を託された山﨑伊織は、2回に先頭の宮﨑敏郎にライトへソロを浴びると、さらに3回、先頭の梶原昂希のヒットを許し、1死後佐野恵太にもライト前に運ばれ一・二塁塁のピンチを招く。その後、オースティンを三振に取り2アウトまでこぎつけるが、宮﨑敏郎、桑原将志伊藤光に3者連続タイムリーを浴び計3失点でマウンドを降ろされた。

 復活の兆しが見えなかった山﨑伊織に対して、26日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説として出演した平松政次氏は「山﨑のいい時はボールがほんとに浮き上がってくるような綺麗なボールを投げるんですけども、今日は残念ながらそのボールがほとんどないんですよね。高めは打たれる、そして低めの変化球も拾われる。ということは、やっぱりキレがないのかと思えてしまいますよね」と分析。続けて「昨年の最終戦で東(克樹)と投げ合って1対0で山﨑が勝ちましたけど、あの時のピッチングを100点とすれば、今日は50点ぐらいかな。そのぐらい内容は良くなかったですね」と酷評した。

 もう一人の解説者の谷沢健一氏も「見るたびに悪くなってきますね。カットボールとかツーシームとかを入れすぎて、ストレートの速さが消え失せてますね。伸びもないですね」と低評価。そのうえで「打者としても変化球を待つ。待ち方が一定でいいというふうに、山﨑の打ち方をね、みんな悟ってますよ。少し変えないとダメですね」と改善を求めた。

 得意のDeNAにも打ち込まれた山﨑伊織。2試合続けて3回持たない現状からの復活はあるのだろうか…。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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