山崎隆造氏、広島指導者時代の教え子・巨人・丸を絶賛「準備ができている走塁」

● 広島 2 － 8 巨人 ○
＜23回戦・マツダ＞

　20日にニッポン放送で放送された広島－巨人戦（RCCラジオの制作）で解説を務めた山崎隆造氏が、巨人・丸佳浩について言及した。

　山崎氏は丸が広島でプレーしていた若手時代に指導。今季の丸について山崎氏は「今シーズンにおいてはベテランの味というところと、チームを引っ張ってくれている印象は強いと思います」と話した。

　「ちょっと苦労した時期、シーズンもありましたけど、彼の場合はストイックにトライし続ける強さを持っている人。技術が備わってきたわけですから、また浮上しても不思議ではないと思いますね」とかつての教え子の復活を喜んだ。

　同日の広島戦では4－1の7回無死走者なしの第4打席、セカンド・菊池涼介のファンブルの間にスピードを緩めることなく二塁を陥れる好走塁。山崎氏は「今の走塁は見事ですね。しっかりと最初から走っていたところもあるんですけど、ファンブルしたボールの行方を確かめていますよね。準備ができている走塁ですね」と評価。丸は、吉川尚輝のセンター前安打で5点目のホームを踏んでいる。

　丸は16年からの広島のリーグ3連覇に貢献し、18年オフにFA宣言し巨人へ移籍。19年からは巨人でプレーし、今季は不動のトップバッターとして打線を支える。

（提供：Veryカープ！RCCカープナイター）