DeNA、3位阪神との初戦落とし3差拡大…東6回途中5失点で3敗目&連続QS32試合でストップ、オースティン2度の走塁死


○ 阪神 7 - 2 DeNA ●
<19回戦・甲子園>

 4位のDeNAは痛い逆転負け。3位・阪神との3連戦初戦を落とし、ゲーム差は「3」に広がった。

 8月の月間MVPを受賞した先発・東は2回、二死三塁で7番・梅野に左中間突破の適時二塁打を浴び先制点を失った。2-1と逆転してもらった直後の4回は一死一、三塁で相手先発の9番・青柳にセーフティスクイズを決められ2失点目。微妙なジャッジに三浦監督はリクエストしたが、判定は覆らず2-2の同点に追いつかれた。

 東は5回、3番・森下に左越えソロを浴び勝ち越し点を献上。6回は連続バスターを決められるなど無死満塁の大ピンチを招き、1番・近本に4失点目となる右前適時打を浴びた。ここで降板となり、登板結果は6回途中10安打5失点。昨年8月4日の阪神戦(横浜)から続いていたクオリティースタート(QS=6回以上、自責点3以下)の連続記録は32試合でストップし、今季3敗目(12勝)を喫した。

 打線は1点を追う4回、一死一、二塁の好機を作り、4番・オースティンの右前適時打で同点。なおも一死一、二塁で5番・牧も中前適時打で続き2-1と逆転したが、三塁を狙った一走・オースティンが憤死しリードは1点止まりとなった。

 2-5と3点を追う7回は再びオースティンと牧の連打で無死二、三塁の好機を作ったが、6番・宮﨑の右飛でタッチアップ生還を狙った三走・オースティンがまたも憤死。DeNAは結果的に4併殺を記録し、大一番での拙攻が目立った。

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