ドジャース・大谷翔平、古巣凱旋を飾る同点適時三塁打 キャリアハイ81本目の長打で2連勝に貢献

ANAHEIM, CALIFORNIA - SEPTEMBER 03: Shohei Ohtani #17 of the Los Angeles Dodgers reacts to his run in the third inning against the Los Angeles Angels at Angel Stadium of Anaheim on September 03, 2024 in Anaheim, California. (Photo by Meg Oliphant/Getty Images)


ANAHEIM, CALIFORNIA - SEPTEMBER 03: Shohei Ohtani #17 of the Los Angeles Dodgers reacts to his run in the third inning against the Los Angeles Angels at Angel Stadium of Anaheim on September 03, 2024 in Anaheim, California. (Photo by Meg Oliphant/Getty Images)

◆ 古巣で移籍後初の公式戦

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間3日のエンゼルス戦に「1番・指名打者」でフル出場。移籍後初めて古巣エンゼル・スタジアムで公式戦を戦い、一時同点の適時三塁打を放った。

 大谷は初回、両軍ファンのスタンディングオベーションを受けながら打席入り。「MVPコール」が起こる中での第1打席は、約3ヶ月ぶり復帰登板の左腕デトマーズに対し、カウント2-2から外角高めのフォーシームを引っ掛けて一ゴロに倒れた。

 1点先制を許した直後の3回表、一死一塁での第2打席はカウント1-2から真ん中に入ったカーブを捉え、右翼線への同点適時三塁打。フェンス下部の隙間に挟まったかに見えた打球に対し、エンゼルスはエンタイトル二塁打を主張しチャレンジを要求するも判定覆らず。続くムーキー・ベッツの適時打で逆転に成功した。

 5回表の第3打席は、フルカウントから外角高めのフォーシームで見逃し三振。同点で迎えた8回表の第4打席は3番手右腕キハダと対戦。カウント1-2から高めボールゾーンへのフォーシームに手を出し、空振り三振を喫した。

 試合は2対2の同点で延長タイブレークに突入。10回表、ミゲル・ロハスの適時打で勝ち越しに成功し、なおも二死二塁の好機で大谷が第5打席を迎えるも、申告敬遠で一塁へ。続くベッツがダメ押しの15号3ランを放ち、ドジャースが勝利を収めた。

 この試合の大谷は4打数1安打、1打点、1四球、2三振という内容。今季7本目の三塁打を放ち、キャリアハイのシーズン81長打をマーク。今季成績を打率.292、OPS.994としている。

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