オリックス・曽谷、6回無失点で6勝目 野手のミス救う力投「カバーできた」


○ 楽天 0 - 2 オリックス ●
<19回戦・楽天モバイル>

 オリックスは完封リレーで2連勝。先発で6回無失点と好投した曽谷龍平投手(23)が、約2ヵ月ぶりとなる白星を手にした。

 曽谷は立ち上がりから要所締めゼロ行進。2点リードの6回はドラフト1位の三塁・横山の失策などで一死満塁の大ピンチを招いたが、6番・鈴木大を一ゴロ(本塁封殺)、続くフランコを遊ゴロに仕留め後輩のミスを帳消しにした。

 打線は初回、1番・廣岡の左前打などで一死一、三塁の好機を作り、4番・森の右犠飛で先制。5回は廣岡の左前適時打で2点目を加えた。

 救援陣は2点リードの7回から、山田、ペルドモ、マチャドが1イニングずつ無失点。完封リレーで連勝を飾り、6回無失点の曽谷は7月2日以来の白星となる6勝目(9敗)を手にし、自身の連敗を「6」で止めた。

 久々の白星でヒーローインタビューに応じた曽谷は「ランナーを出しながらも落ち着いて投球できたので、それがよかったと思います」と笑顔。ピンチを脱した6回については、「ヨコ(横山)が失敗してしまったんですけど、そこを何とか自分がカバーできるように。ピンチでもしっかり投球できました」と頼もしく語った。

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