中日、セーフティスクイズ失敗響き接戦落とす…警戒する一塁手の真正面へ、谷沢氏「読まれていたような」


◆ 猛打賞の岡林が3度得点圏に進むも…

 中日は1-2で広島に逆転負け。本拠地・バンテリンドームでの連勝は「3」で止まり、借金は再び今季ワーストの「13」となった。

 中日打線は2回、5番のオルランド・カリステが7号ソロをバックスクリーンへ運び先制。しかし3回以降は追加点を奪えず、4回に1-2と逆転を許した。1点を追う8回は代打・福永裕基の右前打と1番・岡林勇希の猛打賞となる遊撃内野安打などで一死一、三塁の好機を作ったものの、2番・山本泰寛のセーフティスクイズは失敗。なおも二死一、二塁で3番・細川成也が見逃し三振に倒れ無得点に終わった。

 先発の小笠原慎之介は8回9安打2失点と力投したものの、打線の援護が乏しく9敗目(5勝)。バンテリンドームでの広島戦の連勝は「5」で止まった。

 中日打線は8安打を記録するも、得点はソロ本塁打による1点止まり。28日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』に出演した谷沢健一氏は、8回のセーフティスクイズ失敗について「一塁の堂林に読まれていたような。まともですよね」と指摘した。

 番組MCの真中満氏は「岡林の状態が良くなってきて、チャンスはしっかりできている感じはします」と、この日の猛打賞で8月の月間打率が.337までアップしたリードオフマンの復調ぶりを評価。

 この意見に矢沢氏は「最多安打のタイトルを獲った中心(選手)ですよ」と、“これくらいは当然”と言わんばかりに返答。さらに、「岡林がヒットで出て、細川だけじゃなくて今日4番を打った川越(誠司)、石川(昂弥)も含めて、この辺がチャンスに強くならないとね…。中日OBとしては目を覆いたいですよ」と、得点力不足に苦しみ続ける古巣の現状を嘆いた。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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