ほろ苦先発デビューとなった西舘勇陽について…斎藤雅樹氏「少しコントロールが悪すぎましたよね」と辛口評価


◆ 課題が残る結果に…

 巨人は23日、中日との試合(東京ドーム)に2-8と敗戦。プロ初先発の西舘勇陽は、5回4失点とほろ苦い登板となった。

 西舘は初回、2つのフォアボールと安打で二死満塁のピンチを背負うと、宇佐見真吾に2点適時打を浴び先制点を許す。その裏、味方打線に同点に追いついてもらったが、4回・5回とともに先頭打者の出塁を許して失点。1軍での初先発は5回99球、6安打3四球、4失点と課題が残る結果となった。

 ほろ苦先発デビューとなった西舘について、23日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の斎藤雅樹氏は「ストレートは1球1球にスピードがありましたね」と話すも、「カット・スライダー・フォークと球種があるんですけど、この試合ではなかなかバッターが空振りしてくれませんでしたよね。バッターから見ると、ボールの出どころが見やすい感じがするのかなという気がしますし、少しコントロールが悪すぎましたよね」と言及。

 同番組に出演した解説者の笘篠賢治氏は「首位争いをしている中で、投げさせてもらえたというのは貴重な経験をさせてもらいましたから、打たれたり失敗したことをまた次に繋げられるように、ファームの方で頑張ってもらえればと思いますね」と今後の活躍に期待を込めた。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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