ソフトバンク、逆転勝利でM21 5点ビハインド追いつき延長10回に正木V弾


● 日本ハム 5 - 6 ソフトバンク ○
<17回戦・エスコンF>

 首位・ソフトバンクは2位の日本ハムを直接叩き連敗を「2」でストップ。優勝マジックは一気に2つ減り「21」となった。

 先発の有原は2回、3安打を集中され1点を先制されると、3回も一死から適時打含む4連打を食らい3失点目。さらに二死満塁で9番・水野に中前2点適時打を浴び、3回までに8安打5失点となった。

 それでもすかさず打線が反撃。直後の4回表に3番・栗原が13号ソロを右中間席に運ぶと、続く山川も2者連発となる24号ソロを左翼席へ運び3点差に迫った。その後も7番・柳町の中前適時打、9番・周東の右中間適時三塁打、1番・牧原大の左中間適時二塁打で3点を追加。打者10人を送り込む猛攻で一気に5-5の同点に追いついた。

 同点のまま迎えた延長10回は、6番・正木が会心の一撃。日本ハム7番手・宮西の直球を完璧に捉えた打球は、中越えの決勝3号ソロとなった。

 有原は4回以降得点を許さず6回9安打5失点で降板。リリーフ陣は7回から藤井、ヘルナンデス、杉山、松本裕が1イニングずつゼロを刻み、4番手の杉山が今季4勝目(0敗)、松本裕は12セーブ目(2勝2敗)をマークした。

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