ソフトバンク・初回本塁憤死が響き完封負け…坂口氏苦言「次の打者が近藤だと考えるともったいない」


◆ 高木氏「投手戦が予想されただけに焦りがあったのかも」相手先発・早川を勢いづかせる痛恨の判断ミス

 ソフトバンクは20日、楽天とのカード初戦で0-3と完封負けを喫した。打線は初回、一死から今宮健太が安打で出塁。さらに二死一塁から、山川穂高が左翼線を破る二塁打を放つと、走者の今宮に対し三塁コーチャーの井出竜也外野守備走塁兼作戦コーチが腕を回し本塁へ向かわせる。しかし楽天の隙のない中継プレーで本塁タッチアウトとなり、先制のチャンスを逃した。打線はこの日8安打を放ったが、無得点に抑え込まれた。

 初回の本塁憤死が響き、敗戦となったソフトバンク。20日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』でもこの場面に苦言が相次いだ。

 坂口智隆氏は「少しもったいなかった。もちろん楽天の中継も上手かったが(間に入った)遊撃・村林一輝は投げるのが非常に上手な選手で、次の打者は近藤健介だということを考えると、もったいないなという感じがする」と指摘。高木豊氏も「(先発のモイネロと早川隆久の)投手戦が予想されただけに、焦りがあったのかも分からないが」と分析すると、坂口氏も「良い投手だからというのもあったと思うが、まあもったいなかった」と語った。

 さらに高木氏は「早川は助かっただろう。初回で近藤との勝負も見たかった」と、相手投手を勢いづかせたミスを残念がった。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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