広島・九里が首位打者サンタナを3三振に封じ6勝目! コーナーを突き緩急も操る巧みな投球に大矢氏「自分の持ち味を十二分に発揮した」と高評価


◆ 首位打者サンタナを3奪三振

 広島がヤクルトに快勝。再び2位・巨人とのゲーム差を1に広げた。初回、坂倉将吾が第8号3ランで先制。先発の九里亜蓮を幸先良く援護する。その後は3回に小園海斗の第2号ソロ、4回に石原貴規の適時二塁打が飛び出すなど止まらない広島打線が8得点の大量援護。投げては先発の九里亜蓮がコーナーを突きながらも四球を出さない、制球力が光る投球で6回1失点、6勝目を挙げた。勝利した広島は貯金を最多タイの「13」に伸ばし、首位の座を譲らなかった。
 
 18日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では九里の投球内容にフォーカス。解説者の大矢明彦氏は「九里は本当に内容のある投球でした。うまみのある投球と言っていいと思います。緩急を上手く使いましたし、コーナーも揺さぶりながら自分の持ち味を十二分に発揮できた」と持ち味を発揮できたと高評価。
 
 また、対サンタナの攻めに関しても、「特にマークしなきゃいけないサンタナの攻めは見事でしたね。両サイドを使って落ちる球も使ってということで、(サンタナの打撃は)しっかりしたスイングではないように見えました。それだけボールが変化してましたね」とサンタナのスイングを崩す投球をしていたと分析した。
 

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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