サイ・ヤング賞左腕が上々の日本デビュー!カイケルの投球に笘篠氏「低めに投げてゴロの山を築く投球が持ち味の投手ですね」


◆ 来日初登板、立ち上がり心配されるも…

 ロッテは18日、ソフトバンクとの試合(みずほPayPay)に5-2と逆転勝利。来日初先発となったダラス・カイケルが好投を見せた。

 来日初登板のカイケルは初回、柳町達山川穂高に適時打を打たれ2失点するも、その後は5回までソフトバンク打線に得点を与えず、粘りの投球を披露。5回73球、3安打3奪三振、2失点と上々の日本デビューを飾った。

 17日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』では、カイケルの来日初登板が話題に。

 解説の笘篠賢治氏は「低めにどんどんボールを集める、なかなかベルト付近には投球しないピッチャーですよね。初回こそ浮いたところをホークス打線に捉えられましたが、2回以降は彼本来の両サイドに動くボール、低めに投げて打たせてゴロの山を築く。四球が2つありましたけど、しっかりとバッターを料理してましたよね」と高評価。

 続けて「カイケルは三振を多く取るタイプではないと思うんです。メジャーではアメリカの打者はガンガン振ってくるので空振りが取れてましたけど、日本の打者は当てるのが上手いですからね。しかし低めを打たせて取ることができるのでね、これがカイケルの持ち味だという事が分かりましたね」コメントした。

 同じく解説の江本孟紀氏も「なかなかメジャーで100勝以上したピッチャーは日本になかなか来ないからね。やはりね、内容的にもコントロールが良いなと思いました」と称賛した。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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