巨人・坂本、4打数3三振　山﨑武司氏「いい時に比べて体のキレという部分に関して…」

○ 巨人 4 － 0 阪神 ●
＜21回戦・東京ドーム＞

　14日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人－阪神』で解説を務めた山﨑武司氏が、4打数3三振に終わった巨人・坂本勇人について言及した。

　坂本は初回の第1打席、先発・及川雅貴のストレートの前に見逃し三振。山﨑氏は「初球の外のワンバウンドのボールを振っているんですよね。あれでちょっとらしくないなと思ってはいたんですけど、この打席は内容が悪かったですね」とチクリ。

　4回の第2打席は及川の変化球を前に見逃し三振で2打席連続三振に倒れた。山﨑氏は「カーブなんですけど、高めのカーブではあるんですけど、あまりこのボールにはじめの三振、インコース真っ直ぐと、内よりのカーブ、反応していないんですよね。少し気になりますよね」と指摘した。

　坂本は第3打席が中飛で、8回の第4打席は岡留英貴の外角のボール気味のスライダーに手を出し空振り三振。

　山﨑氏は坂本について「いい時に比べて体のキレという部分に関しては、ないような気がしますね。バットの出が遅いですから」と自身の見解を述べた。

　また、山﨑氏は「色々言われるんですけど、私もこの歳で経験しましたが、バッティングの技術はそう変わらない。一番はスピードについていけない。そこが一番なんですよね」と自身の経験を口にした。

　「ベテランはなかなか走ることができないとか、練習量が減ってしまう。体の衰えも年齢を重ねるとありますから、オーバーワークしてしまって怪我してしまう。何か一つ1日課題を持って、たとえば足を鍛えるとか、若い時みたいに何個もできないので、1日はこれって決めてもう少し足を元気にすれば全然打てると思います」とアドバイスを送った。

（ニッポン放送ショウアップナイター）