吉田正尚、2番で激走V生還&フェンス直撃打 四死球含む3出塁で連勝に貢献!


○ レッドソックス 9 - 4 レンジャーズ ●
<現地時間8月13日 フェンウェイ・パーク>

 レッドソックスの吉田正尚外野手(31)が13日(日本時間14日)、本拠地でのレンジャーズ戦に「2番・指名打者」でフル出場。安打と2四死球で3出塁2得点をマークし、チームの連勝に貢献した。

 初回の第1打席は一死無走者でレンジャーズの先発右腕・ウレーニャと対戦。初球の97.5マイル(約157キロ)直球が右上腕部を直撃したが、大事には至らず死球で出塁した。二死後、4番・ディバースがグリーン・モンスター(左翼の巨大フェンス)直撃の二塁打を放つと、吉田は一塁から激走。相手の中継プレーが乱れる間に先制ホームに滑り込み、チームメイトと笑顔でハイタッチを交わした。

 二死無走者だった3回の第2打席は、2ストライク後の96.9マイル(約156キロ)直球をフルスイング。今度は自らグリーン・モンスターを直撃する打球速度99.8マイル(約167キロ)、飛距離358フィート(約109メートル)の痛烈な打球を放ったが、相手左翼手の素早いクッションボールに処理に阻まれ二塁でタッチアウトとなった。

 1点リードで迎えた5回の第3打席は、一死二、三塁の好機で冷静にボール球を見送り四球で出塁。3打席連続出塁をマークし、そのあと5番・ウォンの11号3ランで4点目となるホームを踏んだ。7回の第4打席は二ゴロに倒れ、この日は2打数1安打、2四死球2得点の打撃結果。今季の打率は.276、OPSは.755となった。

 レッドソックスは先制、中押し、ダメ押しと理想的に得点を重ねレンジャーズに2連勝。今季通算63勝55敗で、貯金は再び「8」となった。

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