大谷翔平、単独トップの特大35号2ラン ドジャースは一発攻勢で連敗ストップ


○ ドジャース 9 - 5 パイレーツ ●
<現地時間8月9日 ドジャー・スタジアム>

 ドジャースの大谷翔平選手(30)が9日(日本時間10日)、本拠地でのパイレーツ戦に「1番・指名打者」で先発出場。再びリーグ単独トップに立つ特大の35号2ランを放ちチームの連敗ストップに貢献した。

 1点リードで迎えた3回、一死一塁でパイレーツの先発右腕・ケラーと対戦。1ボール2ストライク後の低めスライダーを完璧に捉えた打球は、バックスクリーン右に着弾する特大2ランとなった。

 打球速度113.9マイル(約183キロ)、飛距離448フィート(約137メートル)の一撃。34号ソロを放った5日(同6日)のフィリーズ戦以来、3試合ぶりの一発となった。

 この日はリーグ本塁打王を争うブレーブスのオスナが34号ソロを放ち一時並ばれたが、再び単独トップに躍り出る特大の35号。ドジャースは大谷の一発で打線が活気づき、3回だけで一挙5得点のビッグイニングとした。その他の3打席は凡退し、この日は4打数1安打2打点の打撃結果。今季の打率は.302、OPSは.1011となった。

 ドジャースは初回に3番・フリーマンの17号ソロで先制し、3回は大谷の35号2ランなどで一挙5得点。3点差に詰め寄られた5回は7番のキケ・ヘルナンデスが7号2ランを放ち、一発攻勢で粘るパイレーツを振り切った。

 連敗を「2」で止め、貯金は再び「18」。猛追してきている同地区2位・パドレスとの2.5ゲーム差、同3位・ダイヤモンドバックスとの3.5ゲーム差を保った。

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