「とても良いタイミングで盗塁を仕掛けている」　仁志氏が評価した鷹・佐藤直樹の“そつのない”走塁とは？

◆ 「変化球が多くなったんですよ」

　ソフトバンクは8日、ロッテとの試合（ZOZOマリン）に6－3で勝利し、カード勝ち越しを決めた。

　打線は2回、ロッテ先発・佐々木朗希から二死一・三塁のチャンスを作ると1番・牧原大成がセンターへ二塁打を放ち三塁走者、さらにはスタートを切っていた一塁走者・佐藤直樹が一気にホームへ還り、2点を先制。さらには3回に柳町達の適時打、7回には山川穂高・正木智也、9回には栗原陵矢のソロ本塁打でリードを広げた。

　投げては先発・石川柊太が5回無失点と試合を作り今季3勝目。9回に登板した松本裕樹が9セーブ目を挙げた。

　8日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の仁志敏久氏は、2回に牧原大成の二塁打で、一塁走者の佐藤直樹が一気に本塁へ生還した場面に注目。

　「一塁ランナーの佐藤がスタートを切っていたんですけど、（佐々木が）真っ直ぐを打たれていたので、打者・牧原の時に変化球が多くなったんですよ。フォークが多くなったために、走るには良いタイミングだったんですよね」と分析。

　続けて「もちろん盗塁だと思うんですけど、結果的に本塁に還ってくるという走塁になりました。盗塁を仕掛けるタイミングとして、とても良いタイミングで仕掛けているので、この辺のそつのないホークスの選手たちの考えは、非常に素晴らしいなと思いましたね」と佐藤直樹の盗塁について解説し、高評価した。


☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』