阪神、手痛いサヨナラ負け…好機での降雨中断で流れ変わった？達川氏「相当変わりましたね」

◆ 高木氏「押せ押せのときに水入りした」

　阪神はヤクルトに4－5でサヨナラ負け。神宮球場では4連敗となり、首位・広島とのゲーム差は2.5に広がった。

　好調な阪神打線は初回、一死から2番・中野拓夢の四球、3番・森下翔太の左前打で一、三塁とし、4番・佐藤輝明の左前適時打で先制。1－1の同点で迎えた3回は再び佐藤が、右翼ポール際へ着弾する特大の9号2ランを放ち再びリードを奪った。

　自身初の2ケタ勝利がかかる才木浩人は3回まで1失点。しかし2点リードの4回、ヤクルトの7番・山田哲人に逆転3ランを浴び6回10安打4失点でマウンドを降りた。

　打線は1点を追う8回、代打・渡邉諒の右翼線に落ちる二塁打などで一死二、三塁とし、7番・木浪聖也の一塁への適時内野安打で同点。なおも一死一、三塁と阪神ファンのボルテージは最高潮に達していたが、ここで雨脚が強まり試合は中断に入った。数分後に試合は再開されたものの、一死一、三塁で8番・梅野隆太郎は空振り三振。続く代打・原口文仁は遊ゴロに倒れ逆転の一打は生まれなかった。

　すると同点のまま迎えた9回裏、岩崎優が二死一、二塁で4番・村上宗隆に中前適時打を浴びサヨナラ負け。岩崎は今季4敗目（3勝16セーブ）を喫した。

　6日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』に出演した高木豊氏は、8回の降雨中断が試合結果に影響したと指摘。「押せ押せのときに水入りした。あれが流れを変えましたかね？」と共演した達川光男氏に意見を求めると、達川氏は「変えたどころではない。相当変わりましたね」と私見を述べた。


☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』