広島、今季最多6連勝&貯金11で首位ガッチリ 矢野が攻守で躍動、九里5勝目


○ 広島 6 - 4 中日 ●
<16回戦・マツダスタジアム>

 広島は今季初の6連勝。貯金は今季最多を更新する「11」となり、セ・リーグ首位の座をガッチリと守った。

 中日先発・根尾にいきなり襲い掛かった。初回は1番・秋山の四球、2番・野間の左前打で無死一、三塁の好機を作ると、3番・中村貴が根尾のグラブを強襲する適時内野安打を放ち先制。さらに、4番・小園の右前適時打、5番・坂倉の一塁線を破る適時二塁打で3-0とリードを広げた。

 なおも一死二、三塁で7番・矢野が左越えの2点適時二塁打を放ち5-0。初回から打者9人を送り込む猛攻で一挙5点のビッグイニングとした。2回は再び先頭の秋山が、4号ソロを右翼ポール際へ運び6点目。根尾から得点を重ね3回でノックアウトした。

 先発の九里は自らの失策で失点するなど立ち上がりから苦しい投球。それでも、遊撃・矢野の再三の好守にも助けられながら6回9安打3失点と粘った。

 リリーフ陣は2番手の島内、3番手のハーンともに不安定だったものの、2点リードの9回は守護神・栗林が圧巻の3者連続奪三振で締めリーグ単独トップとなる31セーブ目(0勝4敗)。6回3失点の九里は5勝目(6敗)を手にした。

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