ドジャース・大谷翔平、日本人選手初の『30-30』達成 マルチ安打&自身初1試合3盗塁の大暴れ

OAKLAND, CALIFORNIA - AUGUST 03: Shohei Ohtani #17 of Los Angeles Dodgers hits a single in the top of the fifth inningduring the regular season game against the Oakland Athletics at the Oakland Coliseum on August 3, 2024 in Oakland, California.  (Photo by Gene Wang/Getty Images)


OAKLAND, CALIFORNIA - AUGUST 03: Shohei Ohtani #17 of Los Angeles Dodgers hits a single in the top of the fifth inningduring the regular season game against the Oakland Athletics at the Oakland Coliseum on August 3, 2024 in Oakland, California. (Photo by Gene Wang/Getty Images)

◆ 日本人選手初の『30-30』達成

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間3日のアスレチックス戦に「1番・指名打者」でフル出場。自身初の1試合3盗塁を記録し、『30本塁打&30盗塁』を達成した。

 アスレチックス先発はルーキー右腕スペンス。初回の第1打席は四球を選んで出塁すると、2番テオスカー・ヘルナンデスへの初球で二塁を陥れ、今季29個目の盗塁に成功。さらに中飛の間に三塁へ進んだが、得点には繋がらなかった。

 3回表、一死一塁での第2打席は、カウント1-2から内角低めボールゾーンへ落ちるスライダーで空振り三振。5回表の第3打席は、カウント2-0から真ん中付近のカットボールを捉え、二塁手強襲の内野安打を放った。

 7回表に第4打席は3番手左腕アレクサンダーと対戦。カウント3-1から外角低めの際どいシンカーを見送って一塁へ歩きかけるも、球審の判定はストライク。フルカウントとなり、再び外角いっぱいのシンカーで見逃し三振に倒れた。

 9回表の第5打席は5番手左腕ミュラーと対戦。カウント1-1から外角低めのスライダーを弾き返し、中前安打で出塁。続くテオスカー・ヘルナンデスへの2球目で再び二塁を陥れ、30盗塁の大台に到達。さらに代打アメド・ロサリオの打席で三盗を決め、今季31個目の盗塁に成功。相手二塁手の失策の間に本塁へ生還した。

 大谷の安打から打者一巡の猛攻で6点を加え、二死一塁で再び打席入り。第6打席はフルカウントから真ん中付近のフォーシームで見逃し三振に終わった。

 この試合の大谷は5打数2安打、1四球、3三振、3盗塁という内容。5試合ぶりのマルチ安打を記録し、今季成績は打率.309、OPS1.027に上昇。ドジャースの選手としては2011年のマット・ケンプ以来13年ぶり、史上4人目の『30-30』達成を果たした。

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