ロッテ、西武相手にプロ野球新記録の同一カード開幕14連勝 佐々木5回1失点で復帰白星、藤原が豪快弾&好守備で援護


○ ロッテ 4 - 1 西武 ●
<14回戦・ZOZOマリン>

 ロッテは西武との今季初対戦から怒涛の14連勝。1965年に中日がサンケイ(現ヤクルト)相手に達成した開幕13連勝を抜き、プロ野球新記録となる同一カード開幕14連勝を達成した。

 右上肢のコンディション不良から復帰した先発・佐々木は、6月8日の広島戦(マツダ)以来となる一軍登板。その初回、二死二塁で西武の4番・山村に右前打を許したものの、本塁生還を狙った二塁走者を右翼・藤原がストライク送球でタッチアウトに仕留め無失点スタートを切った。

 この日は立ち上がりからフォークの制球に苦しんだものの、最速160キロをマークするなど直球の走りは上々。2点リードの5回に1点を失ったが、5回72球、3安打1失点、3奪三振2四死球の好投で勝利投手の権利を得た。

 打線は4回、5番・角中が3号2ランを右翼ラグーン席へ運び先制。1点差に詰め寄られた直後の5回は7番・藤原が2号ソロを右翼席へ運び、6回は代打・石川慎の左中間を破る適時二塁打で4-1とリードを広げた。

 救援陣は6回から坂本、岩下、鈴木、益田が1イニングずつ無失点。勝利投手になった佐々木は、6月8日の広島戦以来の白星となる今季6勝目(2敗)を手にした。

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