楽天、投手陣踏ん張り再び貯金1 古謝は鷹戦2戦2勝、鈴木翔は球団新の25試合連続無失点


○ 楽天 3 - 2 ソフトバンク ●
<14回戦・楽天モバイル>

 楽天は7月ラストゲームを勝利で飾り再び貯金1。先発で6回2失点と好投したドラフト1位の古謝樹投手(22)は、ソフトバンク戦2戦2勝となった。

 古謝は前夜2ケタ得点のソフトバンク打線を相手に3回までノーヒット投球。3点リードの4回は5番・近藤に不運な2点適時二塁打を許したものの、6回2安打2失点の好投でマウンドを降りた。

 打線は2回、4番・浅村の右越えソロで先制。浅村はこの一発で西武時代の2013年から12シーズン連続となる2ケタ本塁打を達成した。その後も5番・鈴木大の右前打などで二死一、三塁とし、9番・太田の右越え2点適時三塁打で2点を追加。この回は4本の長単打を集中し、ソフトバンク先発・大津から3点を先取した。

 投手陣は1点リードの7回から継投に入り、7回は2番手の藤平が4番から始まる中軸をピシャリ。8回を完璧リリーフで終えた3番手の鈴木翔は4月28日のロッテ戦(ZOZOマリン)から25試合連続無失点とし、球団新記録を樹立した。

 9回は守護神・則本がパーフェクト救援で締め、リーグトップを更新する22セーブ目。6回2失点で今季3勝目(4敗)を手にした古謝はこれが本拠地初勝利となり、対ソフトバンク2戦2勝となった。

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