ロッテ・吉井監督、再昇格後の山口の打撃に「いい当たりをしているんですけど…」


● ロッテ 6 - 10 日本ハム ○
<18回戦・ZOZOマリン>

 ロッテの山口航輝が21日の日本ハム戦で再昇格後、初安打を放った。

 山口は5月18日に一軍登録抹消された後、ファームで過ごし、7月19日に再昇格。昇格してからの2試合捉えた当たりを放つも“H”ランプを灯すことができなかったが、『7番・一塁』でスタメン出場した21日の日本ハム戦、1-1の4回二死走者なしの第2打席、伊藤大海が3ボール2ストライクから投じた7球目の変化球をセンター前に弾き返し、再昇格後初安打をマークした。6回の守備から途中交代した山口は、再昇格後の3試合は11打数1安打だった。

 吉井理人監督は山口の再昇格後の打撃について「人のいないところに打って欲しかったですね。いい当たりをしているんですけど、結果的に結果が出なかったので、後半戦もあるのでまたしっかり頑張ってほしいと思います」と話した。

 また、山口に期待されているのは得点圏での一打。21日の日本ハム戦は1-0の初回二死満塁の第1打席が投ゴロ、ソトの3ランで逆転しなお一死一、三塁の5-4の5回一死一、三塁の第3打席は投併殺に倒れ、チャンスに1本が出なかった。

 吉井監督は「若い安田、山口にはポイントゲッターになってほしいので、頑張って練習してほしいと思っています」と奮起を促した。

取材・文=岩下雄太

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