ブルージェイズ・菊池雄星、7試合白星なく今季9敗目 右打者9人打線に3巡目で捕まり6回途中4失点

TORONTO, CANADA - JULY 20: Yusei Kikuchi #16 of the Toronto Blue Jays pitches in the first inning of their MLB game against the Detroit Tigers at Rogers Centre on July 20, 2024 in Toronto, Ontario, Canada. (Photo by Cole Burston/Getty Images)


TORONTO, CANADA - JULY 20: Yusei Kikuchi #16 of the Toronto Blue Jays pitches in the first inning of their MLB game against the Detroit Tigers at Rogers Centre on July 20, 2024 in Toronto, Ontario, Canada. (Photo by Cole Burston/Getty Images)

● ブルージェイズ 3-7 タイガース ○
<現地時間7月20日 ロジャース・センター>

 トロント・ブルージェイズが2連敗を喫して借金10。先発した菊池雄星投手(33)は6回途中4失点の投球で敗戦投手となった。

 菊池は初回、二死から連打で一、二塁のピンチを背負いながらも無失点で切り抜けると、以降は4回まで二塁を踏ませない投球。5回表には先頭打者から連続三振を奪い、毎イニングの8奪三振を記録した。しかし、二死から安打で走者を出し、1番イバニェスの左翼線二塁打を浴びると、左翼手バーショの打球処理がもたつく間に一塁走者が生還。1点の先制を許した。

 続く6回表、安打と四死球で無死満塁のピンチを招いたところで降板。2番手トレバー・リチャーズが6番ロジャーズに7号グランドスラムを被弾し、菊池に4失点目が記録された。

 ブルージェイズは6回裏、ウラジーミル・ゲレロJr.が2試合連発の16号2ランを放つなど、タイガース3番手の前田健太から3点を奪うも反撃及ばず。後半戦最初のカードに負け越した。

 この試合の菊池は5回0/3、94球を投げて5安打、2四球、8奪三振、4失点という内容。3回5失点を喫した前回対戦と同様に、右打者9人を並べたタイガース打線に3巡目で捕まり、現地時間6月11日から7試合白星なし。今季成績は4勝9敗、防御率4.54となっている。

 なお、今季2度目のリリーフ登板となったタイガースの前田は2回3失点の投球で5年ぶりのホールドを記録。今季成績は2勝5敗1ホールド、防御率7.07となっている。

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