鈴木誠也、4試合連続安打&好守で5連勝に貢献 ヌートバーは2戦連続マルチ


● カージナルス 1 - 5 カブス ○
<現地時間7月12日 ブッシュ・スタジアム>

 カブスの鈴木誠也外野手(29)が12日(日本時間13日)、敵地でのカージナルス戦に「3番・右翼」でフル出場。4打数1安打で4試合連続安打をマークした。

 カージナルスの先発右腕・グレイに対し、二死無走者だった初回の第1打席は遊直。イニング先頭だった4回の第2打席は遊ゴロに倒れた。再び先頭だった6回の第3打席はグレイを強襲する内野安打。これで4試合連続安打をマークした。

 三たびイニング先頭だった8回の第4打席は、2番手右腕・ロイクロフトと対戦し三ゴロ。ボテボテの打球で全力疾走し、一塁塁審のファーストジャッジはセーフだったが、カージナルス側のチャレンジによりアウト判定に覆った。この日は4打数1安打の打撃結果。打率は.264、OPS.804となった。

 右翼守備では初回、二死無走者で3番・コントラレスが放った右中間への安打を素早く処理。二塁を狙ったコントラレスをタッチアウトに仕留めピンチの芽を摘んだ。

 カブスは序盤から小刻みに得点を重ね計13安打5得点。投手陣は無失点のまま迎えた9回に失点し、3試合連続完封勝利とはならなかったものの、7回5安打無失点と好投した先発のヘンドリックスは2勝目(7敗)を挙げた。これで7日(同8日)のエンゼルス戦から今季2度目となる5連勝。今季通算46勝49敗で借金は「3」となった。

「7番・右翼」でスタメン出場したヌートバーは4打数2安打で2試合連続となるマルチ安打。今季の打率は.242、OPSは.755となった。

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