大谷翔平、9回に決勝の適時二塁打! ドジャース逆転勝ちで連敗4でストップ


● タイガース 3 - 4 ドジャース ○
<現地時間7月12日 コメリカ・パーク>

 ドジャースの大谷翔平選手(30)が12日(日本時間13日)、敵地でのタイガース戦に「1番・指名打者」で先発出場。9回に決勝点となる適時二塁打を放ちチームの連敗ストップに貢献した。リリーフに配置転換されたタイガース・前田健太投手(36)の登板はなかった。

 大谷はここまでリーグ3位タイの10勝を挙げているタイガースの先発左腕・スカバルと対戦し、初回の第1打席は三ゴロ。二死一塁だった3回の第2打席は中飛に倒れた。二死無走者で迎えた5回の第3打席は左飛。好左腕の前に3打席連続で凡退した。

 1点を追う8回の第4打席は一死無走者で3番手右腕のブリースケと対戦。フルカウント後の外角ボールゾーンのチェンジアップに手を出し空振り三振に倒れた。

 それでも3-3の同点で迎えた9回の第5打席、二死一、三塁の好機で快音。5番手左腕・ホルトンの2球目シンカーを力強く振り抜いた打球は、ワンバウンドで中堅フェンスを越える飛距離403フィート(約123メートル)のエンタイトル適時二塁打となった。

 最終打席でファンを沸かせ、2試合ぶりの安打&打点をマーク。この日は5打数1安打1打点の打撃結果で打率は.312、OPSは1.020となった。

 ドジャースは1点を追う8回、二死から2番・スミス、3番・フリーマン、4番・T.ヘルナンデスの3連打で同点。そして9回に大谷の適時二塁打で試合をひっくり返した。投げては5人のリリーフ投手が無失点リレー。逆転勝ちで連敗を「4」で止めた。

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