解説陣が見たここまでの巨人・菅野智之

巨人・菅野


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 昨季4勝に終わった巨人・菅野智之だが、今季は既に昨季を上回る6勝を挙げる。

 6月16日の日本ハム戦以来となる先発となった菅野は6月30日の広島戦、毎回のように走者を背負うピッチングも要所を締めて5回まで無失点に抑える。3-0の6回に先頭の野間峻祥に内野安打、一死後、小園海斗にライト前に運ばれたところで降板。後を受けて登板した高梨雄平坂倉将吾に適時二塁打を浴び、菅野は5回1/3・74球を投げ、1失点。その後、リリーフ陣がリードを守り切り、菅野は6勝目を手にした。

 今季ここまでの菅野の投球をショウアップナイター解説陣はどう見ているのだろうかーー。

 6月6日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-ロッテ』で解説を務めた若松勉氏は「去年のピッチングのことを考えたら非常にボールも速くなっていますし、キレが良くなっている。特にアウトコースのスライダー。これを今年はびっしりと決めているので、出したり、引いたりして三振をとっている。今年は良いですよね」と絶賛した。

 6月13日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 楽天-巨人』で解説を務めた田尾安志氏は「去年に比べたらボールが良いですよね。また蘇ったなという印象として強いですね」と評価すれば、6月14日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 日本ハム-巨人』で解説を務めた江本孟紀氏は「いい時の菅野の状態。失投、抜け球が少ない」と話した。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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