ドジャース、延長11回に一挙7得点で両軍合計29安打の乱打戦制す　大谷翔平がリーグトップ独走の26号ソロ

SAN FRANCISCO, CALIFORNIA - JUNE 29: Shohei Ohtani #17 of the Los Angeles Dodgers trots around the bases after hitting a solo home run against the San Francisco Giants in the top of the third inning at Oracle Park on June 29, 2024 in San Francisco, California. (Photo by Thearon W. Henderson/Getty Images)

●　ジャイアンツ　7－14　ドジャース　○
＜現地時間6月29日　オラクル・パーク＞

　ロサンゼルス・ドジャースが同地区3位ジャイアンツとの延長戦に勝利。大谷翔平選手（29）は「1番・指名打者」でフル出場し、26号本塁打を放った。

　1点先制を許したドジャースは2回表、ミゲル・ロハスの適時打で同点に追いつき、続く3回表には大谷が26号ソロを放って勝ち越しに成功。ところが3回裏、先発タイラー・グラスノーが2本の適時打を浴びるなど4失点と乱調。3点のリードを許し、グラスノーは今季初めて5回を投げ切れずにマウンドを降りた。

　4回表、ドジャースは3本の適時打が飛び出すなど反撃の4得点。すぐさま逆転に成功するも5回裏に同点に追いつかれ、7回以降は毎イニング得点圏に走者を置きながら無得点。試合は6対6のまま延長タイブレークに突入した。

　延長10回表、ロハスがこの試合3本目の適時打を放って1点を勝ち越し。直後に8番手ダニエル・ハドソンがセーブに失敗するも、なおも一死満塁という絶体絶命のピンチを無失点で切り抜けると、11回表にドジャース打線が爆発。ウィル・スミスの2点適時二塁打を皮切りに5連打で一挙7得点。両チーム合計29安打の乱打戦に勝利を収めた。

　この試合の大谷は4打数1安打、1本塁打、1打点、2四球、2三振という内容で、今季成績は打率.321、26本塁打、OPS1.050。月間12本目の本塁打を放ち、ナショナル・リーグ本塁打ランキングトップを独走。リーグ2位、ブレーブスのオズナに5本差をつけている。