高木豊氏「やっと楽天の柱ができた」 解説陣が選ぶ初優勝・楽天の交流戦MVPとは?


◆ 「ゲームをしっかり作ってくれる」

 6月18日に日本生命セ・パ交流戦2024の全日程が終了。楽天が球団創設20年の節目で交流戦初優勝を果たした。

 楽天は交流戦に入り5カード連続勝ち越しと白星を量産。最大9つあった借金も完済し、就任1年目の今江監督にとっては初タイトルとなった。

 18日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では2024年交流戦の振り返り企画が行われ、初優勝を果たした楽天について解説陣が言及した。

 解説陣が選ぶ楽天の交流戦MVPについて、番組に出演した五十嵐亮太氏は「僕はブルペン陣だと思います」と話すと、「勝てる時や逃げ切りができる時は中継ぎが良い時なんですけど、やっぱり酒居と宋家豪ですよね。則本もしっかりしてるとは思うんですけど、この二人は頑張ったと思います。しっかり7回・8回・9回に繋げる形ができたので、今後も楽しみになってきますよね」とリリーフ陣の名前を挙げた。

 また大矢明彦氏は「シーズン前に則本を後ろに持っていきましたけど、そんなにまだ投げてなかったので良くないなとは思ってたんだけど、交流戦入ってから則本が一番後ろでしっかりと抑えてくれる。それがあったので、中継ぎ陣が頑張れたと思いますし、則本を出す展開になればもう勝てる、そういうゲームの作り方ができましたよね。そんなに点を取らなくてもピッチャーが頑張って勝利に結びつけていったので、やっぱり則本が一番かなと思いますね」と今季からクローザーを務める右腕の名前を挙げた。

 最後にMCを務めた高木豊氏は「投手陣で言えば早川ですかね。早川がほんとに安定してて、(交流戦で)1勝しかしてないんですけど勝ちゲームになった試合もたくさんありますし、やっと楽天の柱ができたなという印象なんですよ。ゲームをしっかり作ってくれるので、中継ぎ陣もなげやすくなる状況を作ったんじゃないかなと思いますね」と交流戦3試合で防御率0.39と安定感抜群だった左腕の名前を挙げ高評価した。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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