フィリーズが「ロンドン・シリーズ」先勝 スアレス最速10勝目&ハーパーが大谷翔平に並ぶ15号

LONDON, ENGLAND - JUNE 08:  Bryce Harper #3 of the Philadelphia Phillies celebrates in the dugout after hitting a solo home run in the fourth inning during the 2024 London Series game between the Philadelphia Phillies and the New York Mets at London Stadium on Saturday, June 8, 2024 in London, England. (Photo by Mary DeCicco/MLB Photos via Getty Images)


LONDON, ENGLAND - JUNE 08: Bryce Harper #3 of the Philadelphia Phillies celebrates in the dugout after hitting a solo home run in the fourth inning during the 2024 London Series game between the Philadelphia Phillies and the New York Mets at London Stadium on Saturday, June 8, 2024 in London, England. (Photo by Mary DeCicco/MLB Photos via Getty Images)

● メッツ 2-7 フィリーズ ○
<現地時間6月8日 ロンドン・スタジアム>

 MLBワールドツアーの今季第4弾、イギリスの首都ロンドンで「ロンドン・シリーズ」2連戦が開幕。フィラデルフィア・フィリーズが初戦に勝利し、レンジャー・スアレス投手(28)が今季MLB最速の10勝目をマーク。ブライス・ハーパー内野手(31)は15号本塁打を放った。

 フィリーズは1点ビハインドの4回表、一死からハーパーが15号ソロを放って試合を振り出しに。サッカー選手顔負けのセレブレーションで会場を盛り上げると、フィリーズ打線が爆発。エドムンド・ソーサの適時打やウィット・メリーフィールドの3号2ランなどこの回一挙6得点。打者一巡の猛攻で試合の主導権を握った。

 援護を貰った先発スアレスは5回途中2失点の粘投。前回登板ではライナー打球が左手に直撃するアクシデントに遭って降板したが、予定通りローテーションを回って試合を作るピッチング。フィリーズは先発全員安打で同地区4位のメッツに快勝。2連敗のヤンキースに代わって30球団トップの勝率.703に到達した。

 スアレスは今季13試合目の登板を終え、10勝1敗、防御率1.81という成績。勝利数、防御率ともにMLB全体トップの数字を記録している。また、ハーパーはこの試合4打数3安打、1本塁打、1打点の活躍を収め、今季成績は打率.276、OPS.919に上昇。ドジャース大谷翔平テオスカー・ヘルナンデスに並んでナショナル・リーグ2位の15本塁打をマークしている。

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