ロッテが11連勝&15試合負けなし!齊藤明雄氏「負けてても“何とかなるぞ”とベンチの全員が思っている」


◆ 「2点くらいリードされていても…」

 ロッテは1日、阪神との試合(ZOZOマリン)に3-2とサヨナラ勝利。11連勝を飾り、さらには15試合無敗となった。

 プロ初登板となった先発の田中晴也は圧巻の投球を披露。阪神打線に的を絞らせず、5回84球、2安打無失点と好投を見せた。

 打線は1点ビハインドで迎えた9回裏に、二死二塁で友杉篤輝が適時二塁打を放ち4試合連続で9回土壇場で追いつき延長戦に持ち込むと、11回裏に中村奨吾の中安で再び二死二塁のチャンスを作り、最後は途中出場の愛斗がライトオーバーのサヨナラ打を放ち試合を決めた。

 11連勝を飾ったロッテについて、1日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の齊藤明雄氏は「この11連勝中に9回に同点に追いついたのが4試合続いているんですよ。今は終盤の8回・9回で2点くらいリードされていても、“何とかなるんじゃないか”という感じのチーム状況だと思いますね」とコメント。

 続けて「この試合でもベンチスタートの中村奨吾が2安打を打ったりと、チーム一丸となって最後まで諦めない、粘り強い野球をしてると思いますね。“何とかなるぞ”とベンチの全員が思っていると思います」と粘り強いロッテの野球を称賛した。

 ロッテはこれで5月14日のオリックス戦(那覇)から15戦無敗となり、貯金は今季最多の「9」に。2005年のボビー・バレンタイン監督時代に成し遂げた球団記録の12連勝まで、残り1勝となった。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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