ドジャース・大谷翔平、シフト破りのバント安打含む2出塁 本塁打リーグ2位後退も、打率&OPSで首位キープ

LOS ANGELES, CALIFORNIA - MAY 20:  Shohei Ohtani #17 of the Los Angeles Dodgers bunts to first base against the Arizona Diamondbacks in the first inning at Dodger Stadium on May 20, 2024 in Los Angeles, California. (Photo by Ronald Martinez/Getty Images)


LOS ANGELES, CALIFORNIA - MAY 20: Shohei Ohtani #17 of the Los Angeles Dodgers bunts to first base against the Arizona Diamondbacks in the first inning at Dodger Stadium on May 20, 2024 in Los Angeles, California. (Photo by Ronald Martinez/Getty Images)

◆ 大谷翔平が2試合連続安打

 ロサンゼルス・ドジャース大谷翔平選手(29)が現地時間20日のダイヤモンドバックス戦に「2番・指名打者」でフル出場。2試合連続安打を含む2出塁をマークした。

 ダイヤモンドバックス先発はオープナー起用の左腕マンティプリー。初回の第1打席は、初球で意表を突くセーフティバント。三塁側に転がした打球を投手が処理し、一塁ベース上へ送球するも、一塁手ウォーカーが捕球できず、記録は内野安打。引っ張り警戒のシフトを破り、2試合連続安打を記録した。

 同点に追いついた3回裏、なおも無死一、二塁という好機で迎えた第2打席は、2番手右腕セッコーニと対戦。カウント3-1から真ん中低め、際どいゾーンのフォーシームを見送り、四球で出塁。無死満塁とすると、続くフレディ・フリーマンウィル・スミスが二者連続アーチ。この回5点のリードを奪った。

 5回裏の先頭打者として迎えた第3打席は、ど真ん中へのフォーシームを初球打ち。しかし、打球は高々と打ち上がり、左飛に終わった。

 8回裏の第4打席は3番手右腕ジャービスと対戦。初球、真ん中高めのフォーシームを完璧に捉えるも、ライナー性の打球を一塁手ウォーカーが好捕。打球速度114.1マイル(約183.6キロ)の強烈な一打を放ったが、一直となった。

 この試合の大谷は3打数1安打、1四球の内容。今季成績は打率.353、OPS1.077でともにMLB全体トップをキープ。しかし本塁打部門では、ブレーブスのオズナがダブルヘッダーで13、14号を放ったため、大谷はリーグ2位へ後退。また、オリオールズのヘンダーソンは4戦連発で16号をマーク。大谷に3本差をつけ、MLB全体の単独トップに立っている。

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