松本秀夫アナが語るDeNA・大田泰示との交流裏話「彼は釣りが好きだから…」


◆ いつでもみんなのプロ野球!実況アナルーム5月のテーマは“私の選手との交流”

 「ニッポン放送ショウアップナイター」のアナウンサー陣11名が週替わりで登場する月替わりの『統一テーマ』について語ってもらう“実況アナルーム”。5月のテーマは5月28日から日本生命セ・パ交流戦が開幕することもあり、ショウアップナイター実況アナウンサーが語る“私の選手との交流”だ。

 ニッポン放送・松本秀夫アナウンサーが語ってくれたのはDeNA・大田泰示との交流。松本アナは「大田選手は釣りが好きなんだよ」とし、「人柄がいいんだよね。取材対応も真摯でずっとジャイアンツにいた頃は一軍と二軍を行ったり来たりしていたんだけど、読売ランドで取材しているうちに釣りが好きなんだとなって、釣りは結局行こう行こうと言って行けなかったんだけどね(笑)」と大田の人懐っこい性格と、釣り好きで話があった。

 大田は08年ドラフト1位で巨人に入団し、16年オフにトレードで日本ハムへ移籍。大田は巨人時代の16年の62試合、4本塁打、13打点、安打は15年にマークした36安打が自己最高の成績だったが、多くのプロ野球ファンはご存知だろうが、日本ハムに移籍してから大ブレイク。

 松本アナは「彼は釣りが好きだから、シーズンの途中に100安打打ったら釣り竿をプレゼントしよう、15ホーマー打ったらリールもプレゼントするよ」という約束をしたという。

 大田は移籍初年度となった17年に100安打を達成し、15本塁打もシーズン142試合目となった10月5日の西武戦で達成した。松本アナは「彼はバス釣りなんだけど、これとこれが欲しいと言われて、約束だったから本人の希望通りにリールと竿をあげたよね。屈託のなさみたいなのが、応援しようと思って竿とリールを。まさか両方クリアするとは思わなかった笑」と笑顔で明かした。

 結局、大田は移籍初年度となった17年は118試合に出場して、自身初の規定打席に到達し、打率.258、110安打、15本塁打、46打点の成績を残した。大田は17年から4年連続二桁本塁打を達成し、20年にはシーズン自己最多の20本塁打を放った。22年からDeNAでプレーする。

 今季は開幕からファームで過ごす。「必ずまた一花ふた花お立ち台の時のパフォーマンスが最高なので、もう一度お立ち台のパフォーマンスを見たいな。釣りは引退してからかな」。

 松本アナは最後にリスナーに向けて、「巨人から他球団に移籍したヤクルト・田口投手、中日の山本選手も脚光を浴びたり、大田だけじゃないけど、他球団に行って羽ばたいている姿というのは野球界のドラマだと思うんだよね。そういう目線で選手も頑張っているところを伝えたいよね」と、選手たちに情熱を持って実況していく。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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