広島・九里、7回無失点も今季初勝利お預け…延長12回0-0ドローは今季2度目


中日 0 - 0 広島
<5回戦・バンテリンドーム>

 広島は今季3度目の引き分け。延長12回でのスコアレスドローは今季2度目となった。

 先発の九里は立ち上がりから安定感抜群。0-0のまま迎えた6回は一死二塁のピンチを招いたが、3番・カリステ、4番・中田をいずれも遊ゴロに仕留めゼロを刻んだ。中日先発・髙橋宏と投手戦を演じ7回4安打無失点の力投を見せるも、打線の援護を得られず今季初勝利はお預け。それでも2試合連続の無失点投球で、試合前時点で4.05だった防御率は3.21まで良化した。

 延長10回は4番手・矢崎、11回は5番手・森浦がサヨナラのピンチで踏ん張るなど、救援陣も粘り強く無失点リレー。しかし、攻撃陣はバント失敗などの拙攻も響き、完封負けと降雨コールド引き分けも含めた無得点試合は、今季早くも7度目となった。

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