中日、4回の好機で欠いた“積極性”…高木氏「点が取れていない状況ならば積極的に突っ込んでほしかった」


◆ 4回一死三塁の場面の判断について言及

 中日は巨人との3連戦の初戦に敗れ、今季ワーストの5連敗。3位に転落した。

 先発の小笠原は7イニングを4安打2失点と粘りの投球を見せるも、打線は20日の阪神戦から、23イニング連続無得点と援護がなく今季初黒星を喫した。

 23日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』では、4回、先頭で三好大倫が中越え二塁打、続く田中幹也の犠打で一死三塁でカリステの遊ゴロで、本塁突入を自重した場面に注目。

 番組MCの高木豊氏は「4回はワンアウト三塁で最大のチャンスだったんですが、カリステの内野ゴロでサードランナーは(本塁に)突っ込まないんですよね。次が中田(翔)ということもあるので非常に難しい判断だと思うんですが…点が取れていない状況ならば積極的に突っ込んでほしかった」と、点を奪う積極性が欠けていたのではないかという見解を示した。

 解説の笘篠賢治氏は「私も走塁コーチの経験をしたことがあるのですが、ギャンブルスタートとかゴロ・ゴーとか、もちろんベンチの指示が出るんですけど、逆にコーチのほうから『ここはギャンブルで行かせませんか?』とかベンチに匂いを出してランナーの背中を押してあげるようなことも、やってもいいのかなと思いましたね」と、ランナーに積極性を促すようなベンチワークの必要性を説いた。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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