ソフトバンク・大津が7回1失点の快投で2勝目! 齊藤氏「15勝くらいできそうな感じ」


◆ 「一番良いのはワンシーム」

 ソフトバンクが西武との試合を4-1で勝利し、このカードを3連勝で締めくくった。先発した大津亮介は初回を3者凡退に抑え、上々の立ち上がりを見せると、そのまま6回まで二塁を踏ませない好投。その後、7回にアギラーにソロホームランを打たれるもこの回を投げ切り、7回5安打5奪三振1失点の内容で勝ち投手となった。

 14日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説者として出演した齊藤明雄氏は大津に対し、「自分のボールの威力をわかっている。マウンドに上がっていて全く慌てないという感じに見えましたよね」と評価。

「特にチェンジアップ。コース的には高くて怖いんですけど、腕の振りからするとボールが抜けてるという感じですよね。時々投げるこのストレートも速いですし、一番良いのはチェンジアップを生かすためのワンシーム。右バッターの内側に入ってくるシュート回転、左バッターには逃げてくシンカーのような感じで投げますからね。この3種類の球種を持っているのが強みのピッチャーじゃないかと思いましたね」と大津の投じる球種のコンビネーションに注目していた。

 さらに「10勝と言わずに15勝くらいできそうな感じに見えましたね」と大津が語った目標に対して、もっと上を目指せるのではと太鼓判を押した。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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