野村弘樹氏「しっかり役割をわかっている」中日・中田翔が4番の仕事


● DeNA 1 - 6 中日 ○
<2回戦・横浜>

 10日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA-中日』で解説を務めた野村弘樹氏が、中日・中田翔について言及した。

 今季から中日に加入した中田は、4番打者としてポイントゲッターの役割を果たす。5-1の6回二死三塁の第4打席、DeNAの中川颯が1ストライクから投じた2球目のストレートをレフト前に弾き返す適時打を放った。

 野村氏は「この辺の勝負強さですよね。追い込まれるまではしっかり振っていって、追い込まれるとボールをギリギリまで引きつけてセンターから右方向へのバッティングができる。この辺の技術の高さとしっかり役割をわかっていますよね。今年はホームランというところよりも、打点というところに重きを置いていると思いますね」と評価した。

 また、野村氏は中田の打撃について「追い込まれるまで振ってくるでしょうけど、9日も逆方向に嫌なバッティングをしてくる。追い込んでから逆方向に詰まりながらでも、打球が死んでもヒットを打てるバッティングに切り替えてくるので、打点を稼げる選手なんですけどね」と分析した。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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