鷹・モイネロ、6回無安打無失点も”先発初勝利”お預け…藤井が逆転打許す


◆ 楽天先発・荘司との息詰まる投手戦

 今季から先発に転向したソフトバンクのリバン・モイネロ投手(28)が6日、敵地・楽天モバイルでの楽天戦に先発登板。勝利投手の権利を持って6回無安打無失点のまま降板したが、後続投手が逆転を許し“先発初勝利”はお預けとなった。

 来日2度目の先発となった左腕。初回から的を絞らせない投球でテンポ良くアウトを重ねた。4回は2番・小深田が仕掛けた絶妙なセーフティバントを、華麗な身のこなしで処理。フィールディングの上手さも披露した。

 0-0のまま迎えた6回は2四球で二死一、二塁のピンチを招くも、3番・小郷を二ゴロに仕留め“ノーノー”継続。直後の7回表に7番・川村の左犠飛で先制し、6回98球、無安打無失点、6奪三振3四球で降板したモイネロに勝利投手の権利が発生した。

 しかし1点リードで迎えた直後の7回裏、2番手の藤井が連続四球などで一死二、三塁のピンチを招き、楽天の代打・岡島に一塁線突破の2点適時打を許した。これでモイネロの白星権利は消滅。今季初勝利&先発初勝利は次戦以降に持ち越しとなった。

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